狭小ベランダでブドウ栽培

狭いアパートの狭いベランダでの家庭菜園日記です。今はブドウを育ててます。

どうして、ぶどうだったのか

 どうして、ぶどうだったのか・・・。

 

 写真を探しているのですが、ちょっと見つかりません。

 就職は、20年近く前にIターンで、地方の支社でした。

 たまたま親戚がいた土地でもあったので、土日は農業しながらという目的もあったのですが、あまりの忙しさと1年目の終りに体を壊し、それどころではありませんでした。

 

 その親戚は祖父母の家でして、子供の頃から夏休みや冬休みともなれば、ほとんど祖父母宅ですごす事が多く、小さなブドウ園をしており、箱作りや枝切りやらも遊びながらしていたというわけです。

 

 ぶどうは、身近だった。

 

 9割デラウエアで、1割キャンベルを栽培して、売っておりました。

 元々祖父が農業科の先生をしており、教え子が多く、その教え子の中にも教師がおり、その生徒が・・・、また、近くの農業関係の学校もあり、その生徒がという塩梅で、つきあいは広かったようで、小さいながらもそれなりに客はいたようです。

 でも、元々農業科教師だった事もあり、定年後の趣味と実益を兼ねての栽培でしたので、本業としてのブドウ業者とは異なり、かなり緩やかな農園だと思います。

 

 そんな、ふとした思いで、ブドウ栽培を、しかも極小ベランダで、鉢植え栽培で始める事になりました。

 

 

 

突然、ぶどう栽培を思いつく

 そんな、つるなしさやえんどうの失敗をよそに、突然ぶどうを作りたくなりました!。

 

 私のアパートのベランダは、畳1畳ほどしかありません。

 そこで、栽培できる場所の確保が必要と思い、探しましたが、そもそも貸してくれる知人はおりませんし、民間の場合、果樹は禁止ということもわかりました。

 でも、調べて行くうちに、鉢植えでも可能であり、マンションベランダで育てている人もいると知って、多分自分でもできるだろうとの事で、鉢植え栽培をする事にしました。

 

 次に、どこで購入するかですが、私は車を持ってないので、必然的に行動範囲は決まってしまいます。

 今は、子供の頃に住んでいた場所に住んでおりますが、就職してから離れていた事もあり、戻ってきてからの街の風景が変わってしまった事もあり、益々どこに何があるのかわからない始末。

 取りあえず、知っているホームセンターに行くも、果樹は売っておらず、地方に買いに行こうとネットで探すも、遠い・・・。

 

 考えるに1カ月経ち、日ごろの運動不足を兼ねて、自転車で少し遠いホームセンターに行ってみると、驚くほどの園芸コーナーに驚き、そこで、ブドウの苗を見つけて、やっと購入する事が出来ました。

 

 品種は、キャンベルを望んでいたのですが、売っておらず、売っている中で、知っている品種は、マスカットしかなかったので、これを購入することにしました。

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まずは、つるなしさやえんどうで始めた

 まずは、昨年16年の秋に、100円ショップの園芸コーナーが事の始まりです。

 まず、立ち寄らない隅のエリアです(笑)。

 何かしようといつも考えては、旅行行くのに予定たてても、100%仕事が入るとか、スポーツクラブに行こうとしても、混んでるわ高いわで断念。

 一人暮らしなので、部屋掃除したり、自炊するのにスーパーに行ったりと、まるで主婦のような仕事生活ではありますが、それはそれで、たまにサイクリングやウオーキングをするなどはしてましたが、ほとんど読書かYoutube、そしてゲーム、気晴らしに電車に半日あてどなく揺られながら、時間を潰すという毎日でした。

 

 選んだ品種は、時期的にさやえんどう。

 その中でも、極小エリアで栽培できる、つるなしさやえんどうを選びました。

 

 ところがですね、12月頃には、もう下のようにすくすく伸びたのはいいのですが、どうも、つるなしではないようなのです!!。

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 結果的に、2月には、下のように枯れてしまい、10本ほどのうち、収穫は3,4つという有様でした。

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 原因はわかりませんが、どうも寒さだったようです。

 が、

 つるなし を買ったはずなのに、すごく伸びたというのは、何?と。。。。

 

 病気にはならなかったと思いますが、初栽培をしてみて感じた事は、

1.どのような土を使えば良いかわからなかった

 全ての100均の店舗がそうではないでしょうが、小さな店だと、売っている土や肥料は少なく、売り切れとなれば、別の商品が陳列している。その為、一定の土確保もできない。

2.知識不足

 とは言え、さして難しい品種ではないので、多少ずさんでも育つとは思ってました。

3.100均に限らず、袋入り種は、もしかして混在している可能性が高いか、100%育つとは言い切れないと書いてあるのだから、そういうものとして受け止めて、時間を楽しむ。

4.市場卸している農家の巧みな育て方

 やっぱり、素人と専門を生業としている人とでは、違いが必ず出るという事。

 3.4月頃だったか、スーパーで丸々太ったさやえんどうを初めて見た時(いや、昔から母親が食卓にだしているので、知っているはずなのだが)、「なんで、こんなに違うんだ!」と発狂しそうになりました。

 

 このような形で、5か月ほどを締めくくりました。

 とりあえず、食べる量でもないので、幾つかできた実を取り出し、再度埋めてみたところ、生えてきましたが、5月の今、同じように根元から枯れ出して、実らしいものうぃつけ始めてはおりますが、やはり食する量ではないので、どうしようかと考えてます。

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ベランダ菜園をはじめて

 昨年からベランダ菜園をはじめました。

 巷でいうアラフィフになりそうな独身男です。

 就職してから、心も体も休まる日がなく、やっと今の会社に転職して、数年前からプライベート時間を自分でコントロールできるようにもなり、また定住できるようにもなったは良かったのですが、それまでの生活で、趣味に興ずる時間はなく、友人も少ない為、何かしようと常日頃から考えていたことから、急に菜園をしたいと思い、昨年から始めました。

 しかし、家庭菜園と言っても、栽培は小学校のヒヤシンスとアサガオ以来です。

 市民農園は空き待ちですし、最近では、民間が土地を借り上げての農業企業もあるようですが、自分が栽培したい品種は、ほぼ無理な事もわかり、かと言って一戸建てではないので、更に栽培したい品種は限られます。

 しかも、極小アパートの極小ベランダですから、無謀かと思えるわけですが、一つは、震災を経て、ある程度はストックすべき缶詰等の食料確保と共に、自給できる必要性を感じ、一方で、SE職をしておりますが、人材育成を考えながら栽培を通じて、何か得られる考えがあるのでは?との思いではじめてます。